ドレスデン美術大学のドーム屋根にインスパイアされたグラスヒュッテ・オリジナル「パノインバース リミテッドエディション」
世界に関心を持ち、目的をもって人生を表現しようとする人々は、現代アートや現代絵画、革新的な建築物に惹かれることが多いものだ。有名なドレスデン美術大学の荘厳なドームはそうした創作活動の源となる建築物のひとつで、ドレスデンを象徴する歴史的建造物である。25 個限定となるプラチナ製のグラスヒュッテ・オリジナル「パノインバース リミテッドエディション」は、このユニークな建築からインスパイアされたものである。
にじみ出る内面の美しさ
真の芸術家は常に、精神を新しい視点に向けて開放し、美を具現化して魂に響く作品に仕上げることを強く目指す。ドレスデン美術大学はこうした価値観を育てることに専心しており、「レモン絞り機」と呼ばれて親しまれている独特のドーム建築がザクセン州の州都を見下ろしている。パノインバースは、10 年以上にわたりパノ コレクションの不可欠なモデルである。新しいプラチナ製のパノインバース・リミテッド・エディションは、ムーブメントの内面の美しさを文字盤側に表現するために、オリジナル モデルに極めて特別な演出を加えたモデルとなっている。これを実現するために、通常はサファイアクリスタルのケースバックからしか見えない多数の部品を逆の順序で組み立てているほか、新たに開発したパーツやアセンブリも採用している。
パノインバース – リミテッド・エディション
パノインバース – リミテッド・エディション
手巻き（Cal.66-09）。21石。2万8800振動／時。パワーリザーブ約42時間。PT（直径42mm、厚さ12mm）。50m防水。
ガラスとスティールを用いた3/4 プレートは文字盤側から視認でき、ドレスデン美術大学の独特のレリーフのようなパターンを取り入れた細かいギョーシェ彫りが施された未来的な外観となっている。このギョーシェ彫りは、グラスヒュッテ・オリジナルが採用している独自のエングレービング技術で、伝統的な工具を用いて文字盤やプレートに精巧な幾何学的なラインを刻む。表面への光の当たり具合により、模様がさまざまな表情を見せてくれる。
優美なディテール
ギョーシェ彫りを施したガルバニックアンスラサイトの3/4 プレートにネジ留めされたゴールドシャトン、青焼きネジ、光沢仕上げのアンスラサイトの文字盤、ホワイトゴールド製のアプライドインデックスと針、エレガントなパワーリザーブ表示、ブランドを象徴するダブルスワンネック緩急微調整装置といった細部にも表れている。ダブルスワンネック緩急微調整装置はガルバニックアンスラサイト仕上げのバランスブリッジに取り付けられ、宙に浮いているように見える。下になったチラネジ付きテンプが、グラスヒュッテ・オリジナルの手巻きムーブメントキャリバー 66-09 の中で時を刻む心臓部を象徴する。
最高水準の精度
スワンネック緩急微調整装置は、1888 年からグラスヒュッテで採用されてきた。この仕組みでは、スーパーコピー時計 n級を調整するために、スワンネック型バネの調整ネジを回転させる。これがレギュレーターを通してヒゲゼンマイに作用する。レギュレーターの位置を変えることでヒゲゼンマイの有効長さが変わり、精度を調整できる仕組みだ。グラスヒュッテ・オリジナルが導入した革新的なダブルスワンネック緩急微調整装置は、この原理をさらに発展させたもので、スワンネック型のバネをもうひとつ加えてガンギ車とアンクルのかみ合いを最適化することにより、右側で歩度（V/N）を、左側でアンクルを左右対称に維持できるようになり、並外れた精度を実現している。
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